自分自身の勉強のため

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株式投資を行う事は単に貯蓄から投資へと言う流れによって財テクを行うための手段と考えるのはもったいないと思います。
株式投資を行うことを自己投資であり自分自身の勉強のためと考えれば非常に有益になります。

何といっても自分自身の資金を投入して株式を購入する限りは自分事として少なくとも勉強をすることになります。

そこにはこれからの日本経済や世界経済がどのように変わっていくのか、技術のトレンドがどのようになるのか、日本経済や政府の方針がどうなるのかなどを全て上した上で今後有望な企業の株式を選んでいくことになるからです。

もちろんこの株式投資がまずは自社株の購入からスタートでも問題ないと思います。
自社の株を購入するにあたっては自社がどのようなガバナンスを行っていくのか、株主に対してどのような説明をするのかを自分自身で学ぶことができ、結果的に自社に対する理解を深めることができるからです。

自社株のステップを経ず、もちろん一般的な株式投資を行うことも問題ないでしょう。
しかしながら株式投資を行うにあたってはハイリスクハイリターンを狙うのか、ローリスクローリターンを狙うのか、さらには長期的な投資を狙うのか、短期的な投資を行うのか方針を決める必要が出てきます。

この方針を決めるにあたってもどのような業界や企業に投資をするかによって大きく変わってきます。
当たり前のことですが5年や10年を見越して長期的なインフラ投資を行うような企業に対して短期的なリターンを求めても意味がありません。

新たなビジネスを展開しようとしている企業に対しては短期的なリターンを求めて投資する事は良いでしょう。このような考え方を持つだけでも自分自身が経済に対して詳しくなることができます。

正直なところ株式投資を行うにあたって初心者に対しては短期的なリターンを求めるのではなくいくつかの企業の株式を長期的に保有して様子を見ながらリターンはあくまでも配当や株主優待に求める方針が正しいと思います。

少しずつコツをつかみながら、多少リスクのある銘柄を買い足すことでリターンとリスクのバランスをとっていくことが成功への近道ではないでしょうか。

いずれにしても、株式投資を始めるにあたっては100株であれ1000株であれまずは資金を準備する必要があります。
最初に投資する際には自らの生活に支障のない範囲で投資を始めることが失敗しないコツになります。
最初からリスクを犯し、生活に必要な資金を投入する事は非常に危険です。